ビル管理の分離発注でファシリティ・マネジメント~

 

不特定多数の人が利用する一定規模以上の特定建築物(映画館、劇場等の娯楽施設、美術館、ホテルや学校、オフィスビルなど)のオーナーさんには、法律で定められた維持管理に関する報告を都道府県知事等にしなければならない義務があります。

 

 

点検、検査項目は大雑把に数えても20種類くらいあって、関わる法律もビル管理法(略称)、建築基準法、消防法、電気事業法、水道法、労働安全衛生法...等々、複雑多岐に渡ります。

多くのオーナーさんは、ビル管理業者さんに一任されているケースが多いようですが、建物が古くなれば、メンテナンス費用も嵩みますし、内容の透明化やコストダウン、維持管理に関わるそれぞれの専門業者さんと顔の見える関係をつくりたいというご要望が出てくるのもうなづけます。(建築工事によく似ています)

 

私が上記のビル管理のひとつである建築の定期調査を担当している施設のオーナーさんより、ビル管理の各作業を分離発注したいというご要望があり、施設側の担当者をサポートすることになりました。

 

CM(コンストラクション・マネジメント)方式は、必ずしも工事を分離発注することではありませんし、事業の推進(PM)や施設の保守管理(FM)に関わることもあるので、本件はFM(ファシリティ・マネジメント)のお手伝いをすることになりそうです。

勉強することが沢山あります!

 

●ファシリティ・マネジメントとは

 こちら

 

 #ビル管理 #分離発注 #特定建築物 #コストダウン

 #価格の見えるビル管理?