地震保険の被害認定支援のため、1/下旬~2/末まで被災地に行ってきました。
ご理解、ご協力頂いた皆様に御礼申し上げます。
そして、もう何度言ったか分かりませんが、
被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。
特に能登に入ってからは輪島や珠洲方面を担当することが多く、
初めて被災した市街地を見たときには、思わず息を飲みました。
土地勘が無いので、道路が寸断されている中で現場に辿りつくのも一苦労でした。
さらに、お伺いする現場はどれも損傷が大きく、緊張感でクタクタでした。
帰宅してからも認定が一発勝負の被災現場に行って、ミスをする夢を何度も見ました。
(実際には大きなミスは無かったと思います)
大地震一発でそれまでの平穏な暮らしが一変してしまいます。
次は関東かも知れません。
建築に携わるものとしては、安全な建物をつくるには自分はどうするべきか改めて考え、
決意を新たにするところです。
【余談】
能登での活動中にいちばん困ったのはトイレでした。
水分摂取も極力控えました。好きなコーヒーも飲みませんでした。
写真は珠洲市役所に来ていた鎌倉市の移動式トイレカーです。
見知らぬ土地で「鎌倉市」の表示を見たときは、知り合いに会ったような安心感が湧いてきました。お疲れ様です。